明治日本の文明言説とその変容 [ 許時嘉 ]

許時嘉 日本経済評論社BKSCPN_【高額商品】 メイジ ニホン ノ ブンメイ ゲンセツ ト ソノ ヘンヨウ キョ,ジカ 発行年月:2014年11月 ページ数:362p サイズ:単行本 ISBN:9784818823495 許時嘉(キョジカ) 1978年、台湾台北市生まれ。

名古屋大学大学院国際言語文化研究科博士課程修了。

博士(文学)。

現職、山形大学人文学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 近代東アジアにおける“文明”概念の錯綜/1 明治期の文明理念の諸相(国家主義路線の文明観/反政府的文明言説の諸相)/2 膨張と文明化の欲望(アジアを文明化する使命感ー志賀重昂と内藤湖南の国粋主義/植民地の文明化作業とその矛盾ー後藤新平とその周辺/台湾人紳士の「文明」への対応ー『漢文台湾日日新報』の記事を中心に)/3 帝国ー植民地体制における“文”の意識と“文明”認識の融合と拮抗(植民地台湾における“文”と“文明”の乖離ー1900年「揚文会」を中心に/近代文体の形成における「伝統的」文体の変容ー漢詩文の自己相対化と再生) 東アジアの中華思想支配、「文」を中心とする伝統的な文明概念と近代西洋の文明理解との融合と齟齬による、明治日本のアジア進出と植民地統治を中心に描く。

本 人文・思想・社会 歴史 日本史

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