電力をグリーン化する 岩波新書 長谷川公一 岩波書店ダツ ゲンシリョク シャカイ エ ハセガワ,コウイチ 発行年月:2011年09月 ページ数:243p サイズ:新書 ISBN:9784004313281 長谷川公一(ハセガワコウイチ) 1954年山形県生まれ。

東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。

社会学博士。

東北大学大学院文学研究科教授。

環境社会学、社会運動論、市民社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 なぜ原子力発電は止まらないのか(福島第一原発事故の教訓/なぜ原発建設は続いてきたのか/札束と権力ー原子力施設受容のメカニズム/原発推進路線の袋小路)/第2章 「グリーン化」は二一世紀の合い言葉(原子力離れと電力のグリーン化/サクラメント電力公社の再生が意味するもの/地球温暖化と「原子力ルネサンス」/電力をグリーン化するために)/第3章 地域からの新しい声(巻原発住民投票の背景と帰結/再生可能エネルギーによる地域おこし/市民風車と市民共同発電)/第4章 脱原子力社会に向けて(エネルギーとデモクラシー/ドイツはなぜ脱原子力に転換できたのか/日本の選択) エネルギーの選択は、どのような未来を選びとるのか、社会のあり方の選択の問題でもある。

電力のグリーン化をキーワードに、カリフォルニアやドイツでの「省エネ」を超えたエネルギーの効率利用、再生可能エネルギー活用の実践をふまえ、政府・企業・NGO・消費者の協働にもとづく、未来志向的な「脱原子力大国」への政策転換を提言。

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